CASE 症例紹介
症例紹介

結婚式までに歯を治したかった40代男性|上下オールオン4で全顎を再建した症例

結婚式までに歯を治したかった40代男性|上下オールオン4で全顎を再建した症例

患者様のご状況

治療前

40代の男性患者様です。これまで歯科医院にはほとんど通ったことがなく、歯が抜けてもさほど気にしない生活を長年続けてこられました。仕事から帰るとお酒を飲んでそのまま就寝することも多く、歯磨きも1日1回できるかどうかという状態でした。

ご自身でも「どうにかしないといけない」という気持ちはあったものの、歯科が苦手で受診には至らずにいました。転機となったのは結婚です。奥様が「結婚式までに歯をどうしても治してほしい」と強くご要望され、知人の紹介で当院を受診されました。挙式まで約半年というタイミングでした。

検査でわかったこと

レントゲン画像

当院でCT撮影・精密検査を行った結果、ほぼすべての歯が残せない状態であることが確認されました。歯周病を長期間放置していたため歯槽骨の吸収が著しく、患者様ご自身もその状態はある程度自覚されていたとのことです。

上下すべての抜歯は避けられない状況でしたが、残せる歯がないからこそインプラントによる全顎再建という選択肢が現実的なものとなりました。

治療方針のご説明と、決断までの経緯

検査結果をもとに、2つの治療プランをご提案しました。

1つ目は上下すべての歯を抜歯し、上下ともオールオン4で固定式の歯を入れるプラン。2つ目は上顎をインプラントオーバーデンチャー(取り外し式)、下顎をオールオン4にするプランです。それぞれの費用・メリット・デメリットを丁寧にご説明しました。

最終的には、患者様のライフスタイル(セルフケアが不規則になりやすい)や、固定式でしっかり噛みたいというご希望、結婚式という明確な期限を踏まえ、奥様ともよくご相談いただいたうえで上下オールオン4を選択されました。

治療の流れと配慮したこと

まず顔貌写真やスキャンデータをもとに理想的な歯列を構築し、どの位置にインプラントを埋入するかの詳細な計画を立てました。

手術当日に上下すべての歯を抜歯し、同日中にインプラントの埋入と仮歯の装着まで完了しました。歯槽骨の吸収が著しかったため、インプラントの埋入ポジションの決定は非常に精密な判断が求められましたが、事前のシミュレーションをもとに安全に対応しました。

治療後のレントゲン画像

その後3ヶ月の治癒期間を経て最終補綴の型取りを行い、結婚式までに最終的な人工歯の装着まで完了。治療開始から約5ヶ月での完了でした。

治療後の変化と現在の状態

治療後
治療後
治療後

治療後、患者様には非常にご満足いただけました。結婚式当日は歯を見せて笑顔で式を迎えられたとのことで、後日奥様からもお礼のお言葉をいただきました。

現在は3ヶ月に1度のペースで定期メンテナンスにお越しいただいており、経過は良好です。

治療前後の比較

治療前
治療前
治療後
治療後

治療情報

治療期間約5ヶ月
治療内容① 上下すべての歯を抜歯
② 上下8本のインプラントを埋入(1次オペ)
③ 治癒期間中は仮歯を使用
④ 最終補綴物の型取り
⑤ 最終補綴物を装着
リスク・副作用インプラントが生着しない場合は再手術が必要になることがあります。術後に痛みや腫脹が生じる場合があります。手術直後は硬いものの摂取を避けていただく必要があります。インプラントは虫歯にはなりませんが、インプラント周囲炎のリスクがあるため、セルフケアおよび定期的なプロフェッショナルケアが必要です。ナイトガードの使用を推奨しています。
料金550万円+税(鎮静麻酔別途8万円)

当院のオールオン4について詳しく知りたい方は下記よりご確認ください。
>>オールオン4について

監修者情報

とりい歯科 院長鳥居 誠悟Torii Seigo
愛知学院大学歯学部卒業後、都内歯科医院での勤務を経て名古屋市北区にてとりい歯科を開業。日本口腔インプラント学会会員、インビザライン認定医。インプラント・矯正治療において県内有数の症例実績を持ち、「他院で断られた」難症例にも積極的に対応。「歯の保存を最優先に考え、患者様に最適な道をご提案する」を理念に診療を行っている。